【賃貸営業マンが教える】UR賃貸の審査に落ちるたった一つの理由

全国に約72万戸あるUR賃貸。

初期費用が安く更新料も無いことや、多くの割引制度もあって費用面での優遇が大きい点がUR賃貸の良いところです。

また、UR賃貸のメリットは費用面だけではありません。

  • 連帯保証人不要
  • 保証会社不要
  • 入居受け入れが広い
  • 入居条件が明確

UR賃貸は入居審査の点においても上記のようなメリットがあります。

UR賃貸の入居審査は保証人不要ですし、高齢者の方や外国籍の方など「入居受け入れも広い」ので、入居条件としてはかなりゆるめです。

しかしUR賃貸には一つだけ厳しめの入居条件があります。

今回は賃貸営業マンである筆者が、

UR賃貸の審査に落ちるたった一つの理由

にフォーカスを当てながらUR賃貸の入居審査・入居条件について詳しく解説をしてきます。

この記事をお読みいただくことでUR賃貸の入居審査についてしっかり理解することができますよ。

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UR賃貸の審査に落ちるたった一つの理由

一般的な不動産会社では家賃保証会社を利用するなど、審査基準が不透明であることが多いです。

しかし、UR賃貸には明確な入居条件があるため、

「入居審査に落ちてしまう条件」

が明確となっています。

UR賃貸の入居審査に落ちてしまう条件

UR賃貸の入居審査に落ちてしまう条件は下記のとおりです。

  1. 収入による入居条件を満たせない
  2. 言葉づかい・態度・身なりが悪い
  3. 反社会的勢力・犯罪歴・前科がある

落ちてしまう条件を3つ取り上げましたが、

「②と③に該当される方」

はかなり少ないでしょう。

ですので、UR賃貸の審査に落ちてしまう理由は、

収入による入居条件を満たせない

ほぼ上記の一つだけの理由となります。

反対に、

UR賃貸は収入による入居条件を満たせばほぼ誰でも入居することができる

ということになります。

それではUR賃貸が定める「収入による入居条件」はどのような条件なのか。

下記より詳しく解説をしていきます。

UR賃貸の収入による入居条件

UR賃貸の収入による入居条件は、

  • 世帯での申し込み
  • 単身者での申し込み

それぞれで審査に通過する金額が異なっていきます。

・世帯での申し込み

家賃額基準月収額
82,500円未満家賃額の4倍以上
82,500円以上20万円未満33万円以上
20万円以上40万円以上

・単身者での申し込み

家賃額基準月収額
62,500円未満家賃額の4倍以上
62,500円以上20万円未満25万円以上
20万円以上40万円以上

参考:UR賃貸住宅公式サイト お申込み資格

上記の基準月収額を満たすことができれば、審査に通過することができます。

世帯・単身者ともに、すごい厳しい収入条件という訳ではないものの、決してゆるい収入条件とは言えないのではないかと思います。

UR賃貸の収入による入居条件を満たせない場合

しかし、上記でご説明した収入条件を満たせない場合でも、下記の方法で審査に通過することができます。

  • 家賃等の一時払い制度
  • 貯蓄基準制度
  • 収入基準の特例

それぞれ解説をしていきます。

家賃等の一時払い制度

一時払い制度とは、一定期間の家賃および共益費を一時払い(前払い)することで、その期間中、割引した家賃等で入居できる制度です。

月収金額の基準は満たせてないものの、一定期間の家賃をまとめ支払うことができる

このような方にはおすすめな入居制度となります。

また、一時払いする期間は1年から10年間で選ぶことができ、期間が長いほど割引額が大きくなります

しかし、割引額は1%程度なのに加えて、「一時払い制度は原則として途中解約できない」というデメリットがございますのでご注意ください。

貯蓄基準制度

貯蓄基準制度とは、月収金額の基準を満たせていなくても家賃の100倍の貯蓄額があればUR賃貸に入居できる制度です。

たとえば家賃6万円の物件の場合、貯蓄額で600万円以上あれば月収金額の基準を満たしていなくてもUR賃貸に入居することができます。

収入基準の特例

さらにUR賃貸では収入基準の特例もいくつかございます。

★申込者本人の平均月収額が基準月収額の1/2以上ある場合

・同居親族の収入と合算して、合計額が基準月収額以上であること

・平均月収額が世帯用住宅の基準月収額の1/2以上ある同居を伴わない親族から、申込者本人の月額支払家賃不足分の補給を受けられること

・勤務先から申込者本人の月額支払家賃不足分の補給を受けられること

・申込者本人の貯蓄額が基準貯蓄額の1/2以上あること

引用:UR賃貸住宅公式サイト お申込み資格

基準月収額が半分以上あれば、上記の特例の条件もクリアすることによって審査に通過することが可能です。

★申込者本人の貯蓄額が基準貯蓄額の1/2以上ある場合

・同居親族の貯蓄と合算して、合計額が基準貯蓄額以上であること

・同居を伴わない親族からの貯蓄の補給額と合算して、合計額が基準貯蓄額以上であること

・申込者本人の平均月収額が基準月収額の1/2以上あること

引用:UR賃貸住宅公式サイト お申込み資格

また、月収額ではなく貯蓄額も基準の半分以上あれば、上記のように不足分を補うことで審査に通過することができるます。

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UR賃貸の審査は入居受け入れが広い

冒頭でも少しお伝えしましたが、UR賃貸の審査は入居受け入れが広いです。

  • 無職の方
  • 外国籍の方
  • 生活保護の方
  • 高齢者の方
  • 障がい者の方
  • 父子母子家庭の方
  • 学生の方

一般的に入居審査が厳しいとされる方でも、UR賃貸なら入居審査を受けることができます。

それぞれ詳しく解説をしていきます。

★無職の方

UR賃貸は現在無職の方でも、

  • 家賃等の一時払い制度
  • 貯蓄基準制度

先ほどお伝えした上記2つの方法で入居審査に通過することが可能です。

★外国籍の方

UR賃貸は外国籍の方でも、

  • 収入条件の基準をクリアされる方
  • 契約内容が理解できる日本語能力をお持ちの方
  • 中長期で在留される方

上記の方であれば問題なくUR賃貸の物件に入居することができます。

★生活保護の方

生活保護の方の場合は、上記でご説明した月収基準額の入居条件は適用されません

受給される住宅扶助金額内の物件であれば生活保護の方でもUR賃貸に入居が可能です。

★高齢者・障がい者・父子母子家庭・学生の方

高齢者・障がい者・父子母子家庭・学生の方も、収入条件をクリアすればUR賃貸への入居が可能です。

また、上記の方の場合、さらに下記の入居条件の特例を受けることができます。

・扶養等親族の平均収入額が基準月収額以上あること、または貯蓄額が基準貯蓄額以上あること
・扶養等親族が、家賃等の支払について、申込者本人と連帯して履行の責を負うことを確約すること
かんたんの要約しますと、代理契約や連帯保証人を立てて契約が可能ということです。
このようにUR賃貸には多くの入居条件の特例があり、できる限りどんな方でも入居できるような配慮がなされています。

UR賃貸の審査必要書類

UR賃貸の審査で必要な書類は下記のとおりとなります。

  • 身分証
  • 印鑑
  • 所得証明書
  • 残高証明書(貯蓄審査の方)
  • 年金受給証明書(年金受給の方)
  • 生活保護受給証明書(生活保護の方)
  • 連帯保証人の実印(連帯保証人が必要な場合)
  • 連帯保証人の印鑑証明書(連帯保証人が必要な場合)

その他審査内容によっては追加書類が必要となる可能性があります。

詳細の必要書類に関しましては入居申し込み時にご確認ください。

UR賃貸の審査日数

UR賃貸の審査日数に関しては入居基準が明確のため、審査結果が出るのが早いです。

遅くとも1日~2日程で結果が出るでしょう。

ただし、

  • 申込書に不備がある
  • 必要書類に不備がある
  • UR賃貸の定休日をまたぐ(水曜定休)

など…さまざまな理由で審査結果が遅れてしまう可能性もあります。

入居審査の結果が3日以上経っても出ない場合は一度担当スタッフに確認をしてみることをおすすめします。

まとめ

今回はUR賃貸の審査について詳しく解説をいたしました。

UR賃貸の審査は入居条件が事前に明確化されていますので、まずは入居条件を満たしているかどうかをしっかり確認するようにしましょう。

UR賃貸は収入による入居条件を満たせていればほぼ誰でも入居することができますし、連帯保証人が不要という点も大きなメリットです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたが入居審査に通過し、良いお引越しができることを祈っています。


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