高齢者は賃貸アパートを借りにくい?入居審査に通る3つの方法

近年は連帯保証人を立てず、家賃保証会社を利用する賃貸契約が一般的となっています。

このような家賃保証会社の発展もあり、近年の賃貸契約は手軽にスムーズに結べることが多くなりました。

しかし、高齢者の方の賃貸契約では「手軽にスムーズに賃貸契約を結べる」ことは稀です。

高齢化社会が進む一方で、高齢者が賃貸アパートを借りにくい現状となってしまっています。

そこで今回は、賃貸不動産会社に勤める筆者が、

高齢者の賃貸の入居審査について詳しく解説をしていきます。

  • 高齢者が賃貸アパートを借りにくい理由
  • 高齢者が入居審査に通る3つの方法
  • 高齢者の入居相談が可能な不動産会社

上記3つの点について詳しく解説をしていきますので、ぜひ最後までご覧いただけましたら幸いです。

高齢者が賃貸アパートを借りにくい理由

冒頭でもお伝え致しましたが、現在は高齢者の方が賃貸アパートを借りにくい状況となっています。

高齢者が賃貸アパートを借りにくい理由として、下記の3点が挙げられます。

  1. 孤独死のリスク
  2. 火災等のトラブルリスク
  3. 家賃滞納のリスク

それぞれ解説をしていきます。

孤独死のリスク

高齢者の方が賃貸アパートを借りにくい一番の理由が孤独死のリスクです。

お一人で住まわれる高齢者の方が賃貸アパートで孤独死をしてしまうケースも珍しくありません。

特に近年は近所同士での付き合いも昔に比べて少なくなり、より一層孤独死のリスクが問題となります。

仮に入居者が孤独死をしてしまうと、賃貸物件のオーナーや不動産会社は、

  • 修繕・リフォームが必要
  • 前入居者が孤独死をした事実により入居募集が困難

上記のような問題が発生してきます。

特に孤独死の場合は、死後から時間が経過してしまうケースが多く、より多くの修繕費用やリフォーム費用が掛かることが多いです。

また、前入居者が孤独死をした事実から次の入居者がなかなか決まらず、大幅に家賃を下げたり初期費用キャンペーンを打つなどの対策が必要となります。

このようなリスクを背負ってまでオーナーや不動産会社が高齢者の方に入居してもらいたいかと言うと「NO」と答えるオーナーや不動産会社が多いのが現状です。

つまり、高齢者の方が賃貸アパートを借りにくい理由として家賃保証会社の入居審査に落ちてしまうというよりも、物件を紹介する段階から高齢者の方は紹介不可とされているケースが多いのです。

火災等のトラブルリスク

また、高齢者の方が賃貸アパートを借りにくい理由として、

「火災等のトラブルリスク」

も挙げられます。

高齢者の方の場合、物忘れなどが進んでしまい、

「ガスの火を消し忘れる」

「浴槽の空焚きをしてしまう」

など火災等のトラブルが発生するリスクも高まります。

このようなリスクを回避するために高齢者の方は紹介不可とするオーナーや不動産会社も多いです。

家賃滞納のリスク

さらに高齢者の方の場合、既にお勤めをされていない方がほとんどですので、家賃滞納のリスクもオーナーや不動産会社は考えなくてはなりません。

孤独死・火災等のトラブル・家賃滞納など…

高齢者の方を受け入れることは多くのリスクを抱えることになるため、高齢者の方は賃貸アパートを借りにくいのです。

具体的な年齢は?

高齢者と言っても具体的な年齢はいくつから借りづらくなるのか気になる方も多いと思います。

細かいデータなどはありませんが、多くの不動産会社では70歳以上の方は入居不可としている印象です。

実際に筆者が勤める不動産会社でも「70歳以上は原則入居不可」としています。

具体的な年齢に関しては各不動産会社によって異なります。

不動産会社にお問い合わせをする際は、まずはご入居される方の年齢で入居が可能であるかをしっかり確認することが大切です。

多くの不動産会社に問い合わせ・来店する

上記でお伝え致しましたたように、高齢者の方の入居をお断りするオーナーや不動産会社が多いです。

そのため、できる限り多くの不動産会社にお問い合わせ・来店をすることが、より良い物件を見つけられることに繋がります。

また、担当する営業スタッフによっても良い物件を見つけられるかが大きく左右されます。

親身になって対応してくれる営業スタッフに出会うことも、より良い物件を見つける大事な要素となります。

高齢者が入居審査に通る3つの方法

よい営業スタッフに出会い、よい物件が見つかったとしても、入居審査に通過しないと賃貸契約を結ぶことはできません。

ここでは高齢者の方が入居審査に通る3つの方法をお伝えしていきます。

  1. 連帯保証人を立てる
  2. 安定して家賃を支払える証明をする
  3. 代理契約
それぞれ詳しく解説をしていきます。

連帯保証人を立てる

近年の賃貸契約では家賃保証会社を利用することで「連帯保証人不要」としている不動産会社がほとんどです。

しかし高齢者の方の場合は先程ご説明した3つのリスクがあることを考慮して連帯保証人が必須となる不動産会社も少なくありません。

また、連帯保証人となる方も「近隣に住む親族の方」に限定されることが多いです。

高齢者の方の場合は「連帯保証人を立てられるかどうか」も入居審査に大きく影響していきます。

安定して家賃を支払える証明をする

当たり前ですがアパートを借りる以上、家賃をしっかり支払っていかなければいけません。

年金で支払っていく場合は年金受給証明書の提出で審査が可能ですし、年金額が低い場合などは残高証明書の提出(預貯金審査)ができる不動産会社もございます。

代理契約

ご自身で家賃を支払う証明が難しい方の場合は、子による代理契約も高齢者の方の賃貸契約でよく行われる契約となります。

この場合は実際に契約者となる方の収入を基準として入居審査が行われますので、入居者となる方に収入がなくても問題がありません。

また、連帯保証人の時と同様に、契約者となる子が近隣に住んでいればオーナーや不動産会社も安心でき入居審査に通過しやすくなると言えます。

高齢者の入居相談が可能な不動産会社

最後にいくつか高齢者の方の入居相談が可能な不動産会社をご紹介します。

ぜひ参考にご覧いただけましたら幸いです。

UR賃貸

UR

UR賃貸は年齢制限がなく、高齢者の方向けの「高齢者向け賃貸住宅」も取り揃えられています。

入居条件も事前に定められている収入条件をクリアすればOKです。

原則連帯保証人不要で保証会社の利用もありません。

高齢者の方が非常に入居しやすい賃貸物件と言えます。

また、UR賃貸の審査内容については下記の記事で詳しく解説しています。

よろしければ参考にご覧ください。

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グランドマスト

グランドマスト

グランドマストは積水ハウスグループが提供するサービス付き高齢者向け住宅です。

一般的な賃貸物件と比べて費用面としてはかなり高くなりますが、

  • 食事サービス
  • 安否確認
  • 生活相談サービス
  • 緊急対応
  • 医療・介護サービス など

充実したサービスを受けることができる高齢者向けの賃貸住宅となっています。

「費用面は問題ないけどなかなか賃貸物件が見つからない…」

このような方にはグランドマストのようなサービス付き賃貸住宅がおすすめです。

ビレッジハウス

ビレッジハウス

グランドマストとは反対に費用面を抑えたい方にはビレッジハウスがおすすめです。

ビレッジハウスは、
  • 敷金なし
  • 礼金なし
  • 仲介手数料なし
  • 更新料なし
  • フリーレント1ヵ月

初期費用の安さが大きな魅力です。

また、現在ビレッジハウスでは最大3万円分の引っ越しサポートをキャンペーンを行っています。

3万円分の引っ越しサポート

3万円キャンペーンが行われている今がチャンスです。

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なんてことも…

まずはビレッジハウスの最新の物件情報を確認してみてくださいね。

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ビレッジハウスの入居審査については下記の記事をご参照ください。
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まとめ

今回は高齢者の方の賃貸審査について詳しく解説を致しました。

高齢者の方の賃貸審査は厳しい現状ですが、UR賃貸やサービス付き住宅など高齢者の方を優遇する不動産会社も少しずつですが多くなってきています。

また、一般的な賃貸物件においても入居相談が可能な物件もございます。

できる限り多くの不動産会社にお問い合わせ・来店することがより良い物件を見つける一番のコツとなります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。