家賃保証会社の中でも知名度の高いオリコフォレントインシュア。
- ミニミニ
- ハウスメイト
- タウンハウジング など…
多くの有名な不動産会社が入居審査にオリコフォレントインシュアを利用しています。
実際にこれからオリコフォレントインシュアの審査を受けられる方も非常に多いのではないでしょうか。
しかし、タイトルでもお伝えしていますように、
オリコフォレントインシュアの審査は厳しいです。
今回はオリコフォレントインシュアの審査の厳しさにフォーカスを当てながら、賃貸不動産会社に勤める筆者がオリコフォレントインシュアの審査について詳しく解説をしていきます。
この記事をお読みいただくことでオリコフォレントインシュアの審査について詳しく知ることができます。
ぜひ最後までお読みいただけましたら幸いです。
オリコフォレントインシュアの審査が厳しいたった1つの理由
オリコフォレントインシュアの審査は厳しいと評判ですが、審査が厳しい理由は大きく1つとなります。
その理由は、
個人信用情報を元に審査を行う
ということです。
オリコフォレントインシュアは、
- クレジットカードの滞納歴
- 携帯代の滞納歴
- 自己破産歴 など
株式会社シー・アイ・シー(CIC)や、株式会社日本信用情報機構(JICC)といった信用情報機関から滞納歴などを確認して審査を行います。
個人信用情報を元に審査を行う保証会社を「信販系の保証会社」と呼んだりもしますが、それ以外の家賃保証会社は個人信用情報を元に審査を行わないため、信販系の保証会社はその他の家賃保証会社と比べて審査基準が厳しくなるという訳です。
また、クレジットカードの滞納歴がある方や個人信用情報を元に審査を行う信販系の保証会社については下記の記事にて詳しく解説をしています。
よろしければ参考にご覧ください。
<関連記事>
【入居審査落ち確定!?】クレジットカードの滞納と賃貸審査の関係
しかし個人信用情報以外の審査基準はそこまで厳しくない
オリコフォレントインシュアは信販系の保証会社のため審査が厳しくなるのものの、その他の審査基準に関してはそこまで厳しくはありません。
具体的には、
- 無職
- 生活保護
- 外国籍
- 年金受給者
など…一般的に審査が厳しいとされる方でもオリコフォレントインシュアでは審査を受けることができます。
審査の受け入れが広いという点では、審査基準はゆるいと言えます。
個人信用情報にキズがなく、安定して家賃を支払える証明ができれば、審査に落ちてしまう可能性は少ないです。
オリコフォレントインシュアの審査に落ちるケース
オリコフォレントインシュアの審査に落ちてしまうケースをまとめました。
下記の条件に当てはまる方でも入居審査に通過できる可能性は0ではないですが、高確率で審査に落ちてしまう条件となります。
- 個人信用情報にキズがある方
- 収入に見合わない家賃を選択する方
- 言葉づかいや態度、身なりが悪い方
- 犯罪歴、前科のある方
それぞれ解説をしていきます。
個人信用情報にキズがある方
先程お伝えいたしましたとおり、クレジットカードや携帯代の滞納歴などがある人はオリコフォレントインシュアの審査に落ちてしまう可能性が高いです。
オリコフォレントインシュアの審査に落ちてしまう理由のほとんどは、個人信用情報にキズがある場合となります。
個人信用情報にキズがある方の場合は、信販系の保証会社を利用しない物件に切り替えるか、契約者名義を変更するしかありません。
収入に見合わない家賃を選択する方
収入に適していない家賃を選択すると審査に落ちてしまうこともあります。
基本的に高くても月収の1/3以下の物件を選択するようにしましょう。
また、収入と適正な家賃については下記の記事をご参照ください。
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言葉づかいや態度、身なりが悪い方
不動産会社に対しての言葉づかいや態度、身なりが悪い人は「入居後にトラブルを起こす人物」と判断されて入居審査に落ちてしまう可能性があります。
不動産会社に来店する時には言葉づかいや態度、身なりにはできる限り気を付けましょう。
犯罪歴、前科のある方
過去に犯罪歴や前科がある方は入居審査に通過することができません。
オリコフォレントインシュアの審査に限らず、多くの保証会社で審査に通過することが難しいです。
オリコフォレントインシュアの保証料
オリコフォレントインシュアの保証料は提携する不動産会社によって異なります。
- 初回保証料:月額合計金額の50%~100%
- 年間保証料:1年毎に1万円
年間保証料:1年毎に1万円
オリコフォレントインシュアの審査に必要なもの
オリコフォレントインシュアの審査に必要な書類をまとめました。
- 身分証
- 印鑑
- 所得証明書(審査によって必要なケースあり)
- 残高証明書(審査によって必要なケースあり)
- 年金受給証明書(年金受給の方)
- 生活保護受給証明書(生活保護の方)
- 連帯保証人の実印(連帯保証人が必要な場合)
- 連帯保証人の印鑑証明書(連帯保証人が必要な場合)
基本的には身分証と印鑑があれば問題ありません。
その他審査内容によって追加書類が必要となる可能性があります。
また、連帯保証人が必要な場合は、契約時に連帯保証人の方の実印や印鑑証明書が必要となりますのでご注意下さい。
オリコフォレントインシュアの審査日数
オリコフォレントインシュアの審査に掛かる日数はおおよそ2日~3日程です。
しかし個人信用情報にキズがあり審査がNGとなる場合は即日で結果が出てくることが多いです。
審査NGとなる基準が明確ですぐに判断ができるからですね。
ただし、審査に必要な書類が不足していたり、入居申し込み書の内容に不備があると審査の結果が遅れてしまうこともあるのでご注意ください。
また、不動産会社の定休日をまたぐ場合はその分審査の結果が遅れてしまう可能性があります。
入居審査の結果が3日以上経っても出ない場合は一度担当スタッフに確認をしてみましょう。
入居申し込みの不備が発生している可能性もありますし、不動産会社側・オリコフォレントインシュア側で連絡をし忘れている可能性もあります。
また、入居審査に掛かる日数に関して詳しく解説している記事もございます。
よろしければ下記の記事も参考にご覧ください。
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まとめ
今回はオリコフォレントインシュアの審査について詳しく解説をいたしました。
オリコフォレントインシュアは信販系の保証会社ですので、個人信用情報を元に審査を行います。
そのためその他の家賃保証会社と比べて審査基準が厳しい保証会社となります。
個人信用情報にキズがある方の場合は、審査に落ちてしまう可能性がかなり高いのでご注意ください。
信販系の保証会社で審査に落ちてしまった場合は、信販系以外の保証会社を利用する物件に切り替えたり、契約者名義を変更するといった対策が取れます。
あなたが入居審査に通過し、良いお引越しができることを祈っています。