2018年に東証一部上場企業となったジェイリース。
2004年設立から着実に成長をしてきた家賃保証会社です。
近年ではジェイリースを利用している不動産会社も多くなっています。
今回はそんなジェイリースの審査について、
- 審査基準
- 審査の受け入れ
- 審査に落ちるケース
- 保証料
- 審査日数
上記の知っておきたい5つのポイントを詳しく解説していきます。
この記事をお読みいただくことでジェイリースの審査について詳しく理解することができますので、ぜひ最後までお読みいただけましたら幸いです。
ジェイリースの審査基準はゆるい?
まず皆様が知りたいことと言えば、
「ジェイリースの審査基準が厳しいのか?ゆるいのか?」
ということではないでしょうか。
ジェイリースの審査基準はやや厳しめとなります。
その理由は、
ジェイリースの審査は独自のデータベースと個人信用情報を元に審査を行うためです。
つまり、
- クレジットカードの滞納歴がある方
- 携帯代の滞納歴がある方
- 自己破産歴がある方
上記のような信用情報にキズがある方の場合は、ジェイリースの審査では不利となってしまいます。
とはいえ、信用情報をもっとも重視して審査は行わないため、一般的な信販系の保証会社よりも審査はゆるいです。
ジェイリースは入居審査の受け入れが広い
ジェイリースは入居審査の受け入れが広いです。
- 無職の方でもOK
- 外国籍の方でもOK
- 高齢者の方でもOK
- 生活保護の方でもOK
それぞれ詳しく解説をしていきます。
ジェイリースの審査は無職の方でもOK
ジェイリースの審査は無職の方でもOKです。
残高証明書の提出などで、今後どのように家賃を支払っていくのかを示すことができれば審査に通過することができるでしょう。
また、連帯保証人を立てることで更に審査に通過する可能性が上がります。
ジェイリースの審査は外国籍の方でもOK
ジェイリースの審査は外国籍の方でも入居審査を受けることができます。
ジェイリースの審査は高齢者の方でもOK
また、ジェイリースの審査は高齢者の方でも入居審査を受けることができます。
ただし、不動産会社によって年齢制限を定められていることが多いので、不動産会社側の審査でNGとなるケースもございます。
ジェイリースの審査は生活保護の方でもOK
さらにジェイリースの審査は生活保護の方でも入居審査を受けることができ
生活保護受給証明書などの必要書類を提出すれば入居審査が可能です。
ジェイリースの審査に落ちるケース
ジェイリースの審査に落ちてしまうケースをまとめました。
- 個人信用情報にキズがある
- 家賃滞納歴がある
- 収入に適さない家賃の物件を選択
- 言葉づかいや態度、身なりが悪い
- 犯罪歴・前科がある
それぞれ解説をしていきます。
個人信用情報にキズがある
上記でお伝えしたとおり、ジェイリースの審査ではJICCやCICなどの個人信用情報を確認して審査を行います。
そのため、個人信用情報にキズはある方の場合は審査に落ちてしまう可能性があります。
家賃滞納歴がある
ジェイリースは、全国賃貸保証業協会(LICC)と呼ばれる協会に加盟しています。
LICCに加盟していると、LICCに加盟している保証会社同士で家賃滞納情報などを共有することができます。
つまり、過去にLICCに加盟している保証会社で家賃を滞納したことがある場合、その過去に滞納した家賃滞納歴はジェイリースにも情報共有されているので審査に落ちてしまう可能性があります。
LICCに加盟している保証会社は現在13社あります。
- アーク株式会社
- 株式会社アクアインシュア
- 株式会社アルファー
- エルズサポート株式会社
- 株式会社近畿保証サービス
- 興和アシスト株式会社
- ジェイリース株式会社
- 全保連株式会社
- 賃住保証サービス株式会社
- ニッポンインシュア株式会社
- ホームネット株式会社
- 株式会社ランドインシュア
- 株式会社ルームバンクインシュア
出典:全国賃貸保証業協会
有名な保証会社、「全保連」もLICCに加盟をしています。
上記に記載されている家賃保証会社で家賃滞納歴があると、ジェイリースの審査に落ちてしまう可能性がございますのでご注意ください。
収入に適さない家賃の物件を選択
収入に適していない家賃を選択するとジェイリースの審査に落ちてしまうこともあります。
基本的に高くても月収の1/3以下の物件を選択するようにしましょう。
また、収入に適した家賃額に関しては下記の記事を参考にご覧ください。
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言葉づかいや態度、身なりが悪い
不動産会社に対しての言葉づかいや態度、身なりが悪い人は「入居後にトラブルを起こす人物」と判断されて入居審査に落ちてしまう可能性があります。
不動産会社に来店する時には言葉づかいや態度、身なりにはできる限り気を付けましょう。
犯罪歴・前科がある
過去に犯罪歴や前科がある方は入居審査に通過することができません。
ジェイリースの審査に限らず、多くの保証会社で審査に通過することが難しいです。
ジェイリースの審査保証料
ジェイリースの保証料は下記のとおりとなります。
- 初回保証料:月額合計金額の50%
- 年間保証料:1年毎に1万円
もしくは
- 初回保証料:月額合計金額の80%
- 年間保証料:なし
年間保証料:1年毎に1万円
ジェイリースの審査日数
ジェイリースの審査に掛かる日数はおおよそ2日~3日程です。
早い時は申し込み当日に結果が出ることも珍しくありません。
ただし、審査に必要な書類が不足していたり、入居申し込み書の内容に不備があると審査の結果が遅れてしまうこともあるのでご注意ください。
また、不動産会社の定休日をまたぐ場合はその分審査の結果が遅れてしまう可能性があります。
入居審査の結果が3日以上経っても出ない場合は一度担当スタッフに確認をしてみましょう。
入居申し込みの不備が発生している可能性もありますし、不動産会社側・ジェイリース側で連絡をし忘れている可能性もあります。
また、入居審査に掛かる日数に関して詳しく解説している記事もございます。
よろしければ下記の記事も参考にご覧ください。
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まとめ
今回はジェイリースの審査について知っておきたい5つのポイントを解説しました。
ジェイリースの審査は独自のデータベースに加えて、個人信用情報も確認して総合的に判断するため、審査基準は少し厳しめです。
また、LICCにも加入していますので、過去の家賃滞納においても注意が必要となります。
とはいえ、一般的な信販系の保証会社よりも審査基準はゆるく、審査の受け入れが広い点は入居審査がゆるいポイントと言えるでしょう。
この記事が少しでも皆様のお役に立ちましたら幸いです。