全国で約180店舗あるハウスコム。
ハウスコムは大東建託のグループ会社で2019年には東証一部に上場している不動産会社です。
特に関東エリアを中心に展開している不動産会社ですので、関東エリアでお部屋探しをされている方には馴染みの不動産会社でしょう。
今回はそんなハウスコムの入居審査について、
知っておきたい6つのポイント
- 審査基準
- 保証会社について
- 審査に落ちるケース
- 審査に通るには
- 審査必要書類
- 審査日数
を詳しく解説していきます。
また、ハウスコムは自社管理物件だけではなく他社物件の契約もできる不動産会社です。
他社物件の契約の入居審査の場合は、その物件を管理する管理会社の審査基準となります。
今回の記事でお伝えする内容は、ハウスコムの自社物件での契約に絞った入居審査の内容となります。
この記事をお読みいただくことでハウスコムの入居審査についてしっかり理解することができますよ。
ハウスコムの審査基準
まず、多くの方が気になることは、
「ハウスコムの入居審査の基準は厳しいかどうか」
だと思います。
結論を先にお伝えしますと、
ハウスコムの入居審査の基準はゆるいです。
ハウスコムの審査がゆるい大きな理由として下記の2つの理由があります。
- 個人信用情報にキズがあってもOK
- 家賃滞納歴があってもOK
それぞれひとつずつ解説をしていきます。
ハウスコムの審査は個人信用情報にキズがあってもOK
ハウスコムの入居審査では個人信用情報を確認されることはありません。
- クレジットカードの滞納歴がある方
- 携帯代の滞納歴がある方
- 自己破産歴がある方
など..上記のような個人信用情報にキズがある方でもハウスコムの審査では全く影響がありません。
個人信用情報を元に審査を行うのは、クレジットカード会社などの信販会社が運営する信販系の保証会社だけです。
ハウスコムが利用する保証会社は信販系の保証会社ではないので、ハウスコムの審査では個人信用情報にキズがあっても全く問題ないというわけです。
この点が特にハウスコムの審査がゆるい大きな理由となります。
ハウスコムの審査は家賃滞納歴があってもOK
ハウスコムの審査は過去に家賃を滞納したことがある方でも審査に通過することができます。
ハウスコムが利用する保証会社は独自の審査基準で入居審査を行っているため、その他の家賃滞納歴を確認することができません。
ですので、クレジットカードの滞納などと同じく、ハウスコムの審査には家賃滞納歴も審査に影響がないと言えます。
ただし、過去にハウスコムの物件で家賃滞納歴がある場合は審査に落ちる要因となりますのでご注意ください。
ハウスコムの審査に落ちるケース
具体的にハウスコムの入居審査に落ちてしまうケースをまとめました。
- ハウスコムで家賃滞納歴がある方
- 態度・言葉づかいが荒い方
- 収入に適していない家賃の物件を選択する方
- 犯罪歴・前科がある方
それぞれ解説をしていきます。
ハウスコムで家賃滞納歴がある方
先ほども少しお伝えいたしましたが、過去にハウスコムで家賃滞納歴がある方は審査に落ちてしまう可能性が高いです。
また、家賃滞納歴だけではなく、過去にハウスコムの物件で騒音トラブルやゴミ出しなどでトラブルを起こしたことがある方も入居審査に落ちてしまう可能性が高いでしょう。
態度・言葉づかいが荒い方
不動産会社に対しての態度や言葉づかいが荒い方も、
「入居後にトラブルを起こす可能性が高い人物」
と判断されて入居審査に落ちてしまう可能性があります。
不動産会社に対しての態度や言葉づかいはできる限り気を付けるようにしましょう。
収入に適していない家賃の物件を選択する方
収入に対してあまりに高い家賃の物件を選択すると、ハウスコムの入居審査に落ちてしまう可能性が高いです。
高くても月収の1/3程度の家賃の物件を選択すれば、選択した家賃によって入居審査に落ちてしまうということはありません。
また、収入に対する家賃の考え方については下記の記事も参考にご覧ください。
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犯罪歴・前科がある方
過去に犯罪歴や前科がある方は入居審査に通過することができません。
ハウスコムの審査に限らず、多くの保証会社で審査に通過することが難しいでしょう。
ハウスコムの審査に通るには
ハウスコムの審査に通るには、上記でお伝えした「審査に落ちるケースに該当しないこと」が重要です。
具体的には、
- ハウスコムで家賃滞納をしたことがない
- 適正な家賃を選択
- 安定して家賃を支払う証明ができる
- 態度・言葉づかいに問題がない
- 犯罪歴・前科がない
上記の内容をクリアすることができれば、ハウスコムの入居審査で落ちてしまうことはほとんど無いでしょう。
ハウスコムの保証会社
ハウスコムは大東建託グループの保証会社ハウスリーブを利用しています。
ハウスリーブでは個人信用情報や家賃滞納歴などの情報を確認できないため、審査基準がゆるい保証会社です。
ハウスコムの入居審査は保証会社ハウスリーブを利用することにより、
「原則連帯保証人不要」
となります。
しかし、審査の内容によっては連帯保証人が必要なケースもございますのでご注意ください。
ハウスコムの審査に必要なもの
ハウスコムの入居審査で必要な書類は下記のとおりとなります。
- 身分証
- 印鑑
- 所得証明書(審査によって必要なケースあり)
- 残高証明書(審査によって必要なケースあり)
- 年金受給証明書(年金受給の方)
- 生活保護受給証明書(生活保護の方)
基本的には身分証と印鑑があれば問題ありません。
その他審査内容によって追加書類が必要となる可能性があります。
また、連帯保証人が必要な場合は、契約時に連帯保証人の方の実印や印鑑証明書が必要となりますのでご注意下さい。
ハウスコムの審査日数
ハウスコムの審査に掛かる日数はおおよそ2日~3日程です。
ただし、
- 申込書に不備がある
- 必要書類に不備がある
- ハウスコムの定休日をまたぐ
- ハウスコムや保証会社側が連絡をし忘れる
など…さまざまな理由で審査結果が遅れてしまう可能性もあります。
入居審査の結果が3日以上経っても出ない場合は一度担当スタッフに確認をしてみることをおすすめします。
また、入居審査に掛かる日数に関して詳しく解説している記事もございます。
よろしければ下記の記事も参考にご覧ください。
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まとめ
今回はハウスコムの入居審査について知っておきたい6つのポイントを詳しく解説をいたしました。
ハウスコムは自社物件だけではなく、その他の不動産会社の物件も多く紹介・契約ができる賃貸仲介不動産会社です。
そのため、今回ご紹介した自社物件での入居審査よりも、他社物件での入居審査となることが多い不動産会社になります。
ですが、これからハウスコムでお部屋探しをされる方や、現在入居審査中の方の少しでもお役に立てましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたが入居審査に通過し、良いお引越しができることを祈っています。