Casa(カーサ)は2013年設立の家賃保証会社です。
年々売り上げを伸ばし続けて東証一部上場も果たしている安定した保証会社と言えます。
積和不動産やエイブルといった有名な不動産会社がCasaを利用しており、筆者が勤める不動産会社でもCasaを利用しています。
そんな多くの不動産会社が利用しているCasaですから、これからCasaの審査を受けるという方は多いことと思います。
そこで今回は賃貸不動産会社に勤める筆者が、
Casaの審査について知っておきたい6つのポイント
を詳しく解説していきます。
- 審査基準
- 審査に落ちるケース
- 審査に通るには
- 保証料
- 審査に必要なもの
- 審査日数
上記6つのポイントについて詳しく解説をしていきます。
この記事をお読みいただくことでCasaの審査についてしっかり理解することができますよ。
casa(カーサ)の審査基準
これからCasaの審査を受けられる方が一番気になることは、
「Casaの審査基準は厳しいのかどうか」
ということだと思います。
結論から申し上げますと、
Casaの審査基準はかなりゆるいです。
Casaの審査がゆるい理由として下記の6つの理由があります。
- 個人信用情報にキズがあってもOK
- 家賃滞納歴があってもOK
- 無職でもOK
- 外国籍の方でもOK
- 高齢者の方でもOK
- 生活保護の方でもOK
それぞれひとつずつ解説をしていきます。
casa(カーサ)の審査は信用情報の影響が少ない
家賃保証会社には大きく分けて「信販系の保証会社」と「独立系の保証会社」がありますが、クレジットカードなどのローンの滞納歴や自己破産歴など…
個人信用情報を主として審査を行うのは信販系の保証会社となります。
しかし、Casaは信販系の保証会社ではなく、独立系の保証会社です。
Casaは全国銀行個人信用情報センターやCICなどの信用情報機関と提携しているようですが、信用情報が審査に影響することは少ないようです。
そのため、個人信用情報にキズがある人でもCasaの審査は通過しやすいと言えます。
実際に筆者のお客様で自己破産歴がある方でもCasaの審査に通過した方もいらっしゃいます。
この点がCasaの審査がゆるい最も大きな理由となります。
casa(カーサ)の審査は家賃滞納歴があってもOK
casaは過去に家賃を滞納したことがある方でも審査に通過することができます。
casaは賃貸保証機構(LGO)と呼ばれる保証協会に加盟していますが、賃貸保証機構(LGO)の加盟する保証会社同士で家賃支払い等の情報共有はほとんどされていない様です。
ですので、クレジットカードの滞納などと同じく、Casaの審査には家賃滞納歴も審査に影響がないと言えます。
ただし、過去にCasaで家賃滞納歴がある場合は審査に落ちる要因となりますのでご注意ください。
casa(カーサ)の審査は無職でもOK
casaの審査は無職の方でもOKです。
残高証明書の提出などで、今後どのように家賃を支払っていくのかを示すことができれば審査に通過することができるでしょう。
casa(カーサ)の審査は外国籍の方でもOK
casaの審査は外国籍の方でも入居審査を受けることができます。
casa(カーサ)の審査は高齢者の方でもOK
また、casaの審査は高齢者の方でも入居審査を受けることができます。
ただし、不動産会社によって年齢制限を定められていることが多いので、不動産会社側の審査でNGとなるケースもございます。
casa(カーサ)の審査は生活保護の方でもOK
さらにcasaの審査は生活保護の方でも入居審査を受けることができます。
このように入居審査の受け入れが広いという点もcasaの審査がゆるい大きな理由ですね。
casa(カーサ)の審査に落ちるケース
上記のように非常に審査がゆるいCasaの審査ですが、やはり審査に落ちてしまうケースもございます。
Casaの審査に落ちてしまうケースを下記にまとめました。
- Casaで家賃滞納歴がある方
- 態度・言葉づかいが荒い方
- 収入に適していない家賃の物件を選択する方
- 犯罪歴・前科がある方
それぞれ解説をしていきます。
Casaで家賃滞納歴がある方
先ほども少しお伝えいたしましたが、過去にCasaで家賃滞納歴がある方は審査に落ちてしまう可能性が高いです。
態度・言葉づかいが荒い方
不動産会社に対しての態度や言葉づかいが荒い方も、
「入居後にトラブルを起こす可能性が高い人物」
と判断されて入居審査に落ちてしまう可能性があります。
不動産会社に対しての態度や言葉づかいはできる限り気を付けるようにしましょう。
収入に適していない家賃の物件を選択する方
収入に対してあまりに高い家賃の物件を選択すると、入居審査に落ちてしまう可能性が高いです。
高くても月収の1/3程度の家賃の物件を選択すれば、選択した家賃によって入居審査に落ちてしまうということはありません。
また、収入と適正家賃の詳細に関しましては下記の記事も参考にご覧ください。
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犯罪歴・前科がある方
過去に犯罪歴や前科がある方は入居審査に通過することができません。
Casaの審査に限らず、多くの保証会社で審査に通過することが難しいでしょう。
casa(カーサ)の審査に通るには
Casaの審査に通るには、上記でお伝えした「審査に落ちるケースに該当しないこと」が重要です。
具体的には、
- Casaで家賃滞納をしたことがない
- 適正な家賃を選択
- 安定して家賃を支払う証明ができる
- 態度・言葉づかいに問題がない
- 犯罪歴・前科がない
上記内容をクリアすることができればCasaの審査に落ちてしまうことはほぼ無いでしょう。
Casaの審査基準はゆるいので、審査に通過する厳しい条件もなく審査に落ちる心配はあまりないと言えます。
casa(カーサ)の保証料
Casaの保証料は提携している不動産会社によって変わることもありますが、
★Casa保証料
初回保証料:月額合計の50%
年間保証料:1万円
多くの不動産会社で上記の保証料設定となっています。
家賃保証会社の保証料の相場は、
初回保証料:月額合計の50%
年間保証料:1万円
となりますので、Casaの保証料は相場通りの金額と言えます。
casa(カーサ)の審査に必要なもの
Casaの審査に必要な書類をまとめました。
- 身分証
- 印鑑
- 所得証明書(審査によって必要なケースあり)
- 残高証明書(審査によって必要なケースあり)
- 年金受給証明書(年金受給の方)
- 生活保護受給証明書(生活保護の方)
基本的には身分証と印鑑があれば問題ありません。
その他審査内容によって追加書類が必要となる可能性があります。
また、連帯保証人が必要な場合は、契約時に連帯保証人の方の実印や印鑑証明書が必要となりますのでご注意下さい。
casa(カーサ)の審査日数
Casaの審査に掛かる日数はおおよそ2日~3日程です。
ただし、
- 申込書に不備がある
- 必要書類に不備がある
- 不動産会社の定休日をまたぐ
- 不動産会社やCasa側が連絡をし忘れる
など…さまざまな理由で審査結果が遅れてしまう可能性もあります。
入居審査の結果が3日以上経っても出ない場合は一度担当スタッフに確認をしてみることをおすすめします。
また、入居審査に掛かる日数に関して詳しく解説している記事もございます。
よろしければ下記の記事も参考にご覧ください。
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まとめ
今回はCasaの審査について知っておきたい6つのポイントを詳しく解説いたしました。
Casaの審査はかなりゆるく、過去にCasaで家賃滞納歴がなければほとんどの方が問題なく審査に通過することができるでしょう。
また、Casaは家賃保証会社には珍しく「入居者カフェ」という優待サービスがあります。
- グルメ
- トラベル
- 占い
- レシピ
- 引っ越し割引 など
入居者カフェでは上記のような優待サービスを利用することができますので、Casaを利用する物件に入居されたらぜひ利用してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたが入居審査に通過し、良いお引越しができることを祈っています。