全国に約1,100店舗あるアパマンショップ。
賃貸住宅仲介業店舗数No1として、非常に知名度の高い賃貸不動産会社です。
きっとこれからアパマンショップの入居審査を受けられる方も多いことでしょう。
しかし、これからアパマンショップの入居審査を受けられる方は、
- アパマンショップの入居審査は厳しい?
- 利用している保証会社はどこ?
など…さまざまな疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、アパマンショップの入居審査について詳しく解説をしていきます。
この記事をお読みいただくことで、アパマンショップの入居審査についてしっかり理解することができますよ。
アパマンショップが利用している保証会社
近年の賃貸契約では家賃保証会社を利用して契約を結ぶことが一般的です。
家賃保証会社とは、契約者が家賃を滞納してしまった時にオーナーに家賃を払ってくれる会社となります。
連帯保証人の代わりになる形ですね。
アパマンショップが管理する物件でも家賃保証会社を利用して賃貸契約を結びます。
しかし、アパマンショップの大多数がフランチャイズ店舗ですので、それぞれの店舗で利用している保証会社は異なっていきます。
そのため、
「アパマンショップが利用している保証会社はここ」
と言った形で、特定の保証会社をお伝えすることができません。
アパマンショップの入居審査は厳しいの?
多くの不動産会社では、
「保証会社の審査に通れば入居審査OK」
としています。
アパマンショップも同様に、
「利用している保証会社の審査が通れば入居審査OK」
としている店舗がほとんどです。
つまり、入居審査の厳しさは、
利用している保証会社によって大きく異なる
ことになります。
審査基準がゆるい保証会社を利用しているアパマンショップもあれば、審査基準が厳しい保証会社を利用しているアパマンショップもあるということです。
よってアパマンショップの入居審査の厳しさは店舗によって異なっていきます。
アパマンショップが管理していない他社物件の入居審査
アパマンショップは賃貸仲介不動産会社として、自社物件だけではなく他の不動産会社の物件も紹介・契約することができる不動産会社です。
- 大手ハウスメーカー物件
- 地場の不動産会社の物件
多くの選択肢から物件を選択できるのがアパマンショップの強みでもあります。
このような他社物件の契約の場合は、
その管理会社の審査基準の入居審査となります。
たとえば大東建託の物件なら大東建託の審査基準での入居審査となりますし、積和不動産の物件なら積和不動産の審査基準での入居審査となります。
ですので、アパマンショップで入居申し込みをすれば全ての物件でアパマンショップの審査基準となる訳ではありませんのでご注意ください。
アパマンショップの審査に落ちるケース
アパマンショップの入居審査の場合、保証会社がそれぞれ異なりますので、一概に入居審査に落ちるケースをお伝えすることが難しいですが、
一般的な入居審査で落ちてしまうケース
を参考として下記にまとめました。
- 個人信用情報にキズがある方
- 家賃滞納歴やトラブル歴がある方
- 収入に見合わない家賃を選択する方
- 言葉づかいや態度、身なりが悪い方
- 犯罪歴、前科のある方
それぞれ解説をしていきます。
個人信用情報にキズがある方
クレジットカードの滞納歴や携帯代の滞納歴、自己破産歴があるなど…
個人信用情報にキズがある場合だと、信販会社が運営する信販系の保証会社の審査に落ちてしまう可能性が高いです。
ですので、入居審査を受けるアパマンショップの店舗が「信販系の保証会社」を利用する店舗だと、審査がかなり厳しくなってしまうでしょう。
個人信用情報にキズがある方の場合は、信販系の保証会社を利用しない物件に切り替えるか、契約者名義を変更するしかありません。
また、クレジットカードの滞納歴がある方や個人信用情報を元に審査を行う信販系の保証会社については下記の記事にて詳しく解説をしています。
よろしければ参考にご覧ください。
<関連記事>
【入居審査落ち確定!?】クレジットカードの滞納と賃貸審査の関係
家賃滞納歴やトラブル歴がある方
過去にアパマンショップで家賃滞納歴がある方や、騒音トラブル・ゴミ出しなどのトラブル歴がある方も入居審査に落ちてしまう可能性があります。
また、利用する保証会社によっては、アパマンショップの物件に限らず家賃滞納歴を確認できる保証会社もございますのでご注意ください。
収入に見合わない家賃を選択する方
収入に適していない家賃を選択すると審査に落ちてしまうこともあります。
基本的に高くても月収の1/3以下の物件を選択するようにしましょう。
また、収入と適正な家賃については下記の記事をご参照ください。
<関連記事>
言葉づかいや態度、身なりが悪い方
不動産会社に対しての言葉づかいや態度、身なりが悪い人は「入居後にトラブルを起こす人物」と判断されて入居審査に落ちてしまう可能性があります。
不動産会社に来店する時には言葉づかいや態度、身なりにはできる限り気を付けましょう。
犯罪歴、前科のある方
過去に犯罪歴や前科がある方は入居審査に通過することができません。
アパマンショップの審査に限らず、多くの保証会社で審査に通過することが難しいです。
アパマンショップの審査に通るには
アパマンショップの審査に通るには、上記でお伝えした「審査に落ちるケースに該当しないこと」が重要です。
具体的には、
- 個人信用情報がきれい
- 家賃滞納歴やトラブル歴がない
- 適正な家賃を選択
- 安定して家賃を支払う証明ができる
- 態度・言葉づかいに問題がない
- 犯罪歴・前科がない
上記内容をクリアすることができれば、アパマンショップの入居審査に落ちてしまうことは無いでしょう。
アパマンショップの審査に必要なもの
一般的な入居審査で必要な書類は下記のとおりとなります。
- 身分証
- 印鑑
- 所得証明書(審査によって必要なケースあり)
- 残高証明書(審査によって必要なケースあり)
- 年金受給証明書(年金受給の方)
- 生活保護受給証明書(生活保護の方)
- 連帯保証人の実印(連帯保証人が必要な場合)
- 連帯保証人の印鑑証明書(連帯保証人が必要な場合)
基本的には身分証と印鑑があれば問題ありません。
その他審査内容によって追加書類が必要となる可能性があります。
また、連帯保証人が必要な場合は、契約時に連帯保証人の方の実印や印鑑証明書が必要となりますのでご注意下さい。
アパマンショップの審査日数
利用する保証会社によっても異なっていきますが、アパマンショップの審査に掛かる日数はおおよそ2日~3日程です。
ただし、
- 申込書に不備がある
- 必要書類に不備がある
- アパマンショップの定休日をまたぐ
- アパマンショップや保証会社側が連絡をし忘れる
など…さまざまな理由で審査結果が遅れてしまう可能性もあります。
入居審査の結果が3日以上経っても出ない場合は一度担当スタッフに確認をしてみることをおすすめします。
また、入居審査に掛かる日数に関して詳しく解説している記事もございます。
よろしければ下記の記事も参考にご覧ください。
<関連記事>
まとめ
今回はアパマンショップの入居審査について詳しく解説を致しました。
アパマンショップは約1,100店舗のうち約1,000店舗がフランチャイズ店舗であり、フランチャイズ店舗によってそれぞれ利用している保証会社が異なっていきます。
そのため、審査の基準が店舗ごとによって大きく異なる形となります。
ですが、今回お伝えした、
「入居審査に落ちるケース」
はほぼ全ての不動産会社・保証会社で適用される内容となっています。
その後にお伝えした、
「入居審査に通る条件」
をクリアされている方であれば、入居審査に落ちてしまうことはほぼ無いと言ってよいでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたがより良いお引越しができることを祈っています。